「王様の欲しいものを差し上げろ!」ゲーム

チャオ上尾のプログラムとして定評のあるSST(ソーシャルスキル・トレーニング)。今回は、林先生による「質問の仕方の工夫」をテーマにした、ユニークで盛り上がったセッションの様子をお届けします!先日のトランプなどのカードを配り、参加者の中から1人の「キング(王様)」を決定します。 キングは、自分の心の中で「10万円以内で今本当に欲しいもの」を1つ決めます。

周りの参加者は、キングが何を選んだのかを推理していくのですが、ここからがこのゲームの面白いところ。ただ質問するだけでなく、参加者はそれぞれ「私なら王様にこれを差し上げます」と、10万円以内の具体的な品物を提案(献上)していくのです。

  • 「王様、私なら『最新のロボット掃除機』を差し上げます」
  • キング:「うーん、悪くないけれど、今は家事の手間よりもリフレッシュしたい気分かな……」
  • 「なるほど、では私なら『高級温泉旅館のペア宿泊券』を差し上げます!」
  • キング:「おっ、それはかなり心が動くね!」

このように、自分が提案した品物に対するキングのリアクション(表情やコメント)を観察し、それを貴重な「ヒント」として次の質問や提案に繋げていきます。

💡 林先生が伝授!相手の本音を引き出す「質問と提案の工夫」

ゲームが盛り上がる中、林先生から「相手に負担をかけず、的確に求めている情報を引き出すためのコツ」について解説がありました。

① リアクションから「条件」を絞り込む(クローズドな視点)

いきなり正解を当てようとするのではなく、相手の反応から条件を絞り込んでいきます。「ロボット掃除機(家電・物)」よりも「温泉旅館(体験・癒やし)」に良い反応を示した場合、「形があるものより、リラックスできる時間を求めているんだな」と推測できます。

② 的を絞ってから具体的な「オープン・クエスチョン」へ

「リフレッシュ・体験」という方向性が見えたら、「王様は、お出かけするならアクティブに動きたい派ですか?それとも、のんびり過ごしたい派ですか?」といった、相手の好みを深掘りする質問を投げかけます。 段階を踏んで質問を具体的にしていくことで、キングも「実は最近、自然豊かな場所で静かに過ごしたくて……」と、より具体的な本音を話しやすくなります。

🤝 ワークを終えて:ビジネスや日常に活きるコミュニケーション

最初は手探りだった参加者の皆さんも、林先生のアドバイスを意識しながら「質問と提案」を繰り返すうちに、見事キングの心に刺さる「本当の欲しいもの」を言い当てることができました!

このワークには、ビジネスや日常生活で役立つ大切な要素が詰まっています。

  • 相手目線に立つこと: 自分が「良い」と思うものではなく、相手(キング)の表情や言葉をよく観察し、相手が求めているものを想像して提案する。
  • 仕事への応用: 職場で上司やお客様の指示・要望が曖昧なとき、「これですか?それともあれですか?」と具体的な選択肢(提案)を出して確認することで、相手も答えやすくなり、業務のミスマッチを防ぐことができる。

相手の状況や気持ちを思いやりながら、必要な情報を引き出す「質問と提案の技術」。これは就職活動の面接はもちろん、働き始めてからの良好な人間関係を築く上でも非常に役立つ一生モノのスキルです。

チャオでは、これからも楽しみながら実践的なビジネススキルが身につくプログラムをたくさんお届けしていきます。次回のSSTもお楽しみに!

お気軽にチャオ上尾へご相談ください!

チャオ上尾のSNSはこちら