『指示でパニックになる方へ』処理が追いつかない原因とラクになる整理術

見学にお越しいただいた方のお話の中で、仕事の現場で「〇〇をやったあとに△△をして、終わったら□□へ報告してね」と一度に指示されたとき、処理が追いつかず整理できなくなってしまう……というご相談は非常に多く寄せられます。

最初の指示を覚えている最中に次の指示が入ってくるため、頭の中がメモオーバーして真っ白になってしまうのです。「自分の要領が悪いのかな」と責めてしまいがちですが、これは個人の努力不足ではなくワーキングメモリ(脳のメモ帳)の空き容量を超えてしまっていることが原因です。

💡 処理が追いつかない時のレスキューメモ

  • 「処理が追いついていないので、メモを取りながら1つずつお伺いしてもいいですか?」と伝える(その場で全暗記しようとしない)
  • 「まず何から着手すればいいか」優先順位だけを1つ確認する
  • 「書いて確認する時間を1分ほどいただく」癖をつける
口頭で複数の指示を受けながら必死にメモを取ろうとする手元のイメージ画像

📖 支援員のエピソード:「1つの指示」のズレに気づいた体験

以前支援した利用者さんで、職場体験実習の際に企業へ「シングルタスク(1つずつの作業)でお願いします」と合理的配慮を求めた方がいました。
しかし実習が始まると、十分できるはずの業務でミスが重なってしまいました。なぜだろうと詳しく紐解いてみると、「指示する側は1つの作業として伝えていたけれど、聞く側にとっては中で6つに細分化された複雑な工程だった」という指示のギャップが原因で、処理が追いつかなくなっていたのです。

面談でこの整理を行い、合理的配慮の伝え方を「シングルタスクで」から「指示を短く区切って出していただけると助かります」へと変更しました。このように「なぜ処理が追いつかないのか」を正しく分析し、自分に合った伝え方を見つけることで、現場での困りごとは大きく解消していきます。見学時のお話しでも、このエピソードをお伝えすると多くの方が「まさに自分もそうだった」と深く納得されます。


脳のメモ帳だけに頼らない!「外部化」の工夫

ワーキングメモリへの負担を減らす一番のコツは、覚えるべき情報を頭の外に出す「情報の外部化」です。頭の中だけで整理しようとせず、一度紙や画面に書き出して1つずつ整理するステップを踏むことで、過緊張を起こさず自分のペースで作業を進められるようになります。

指示やタスクを視覚化するためにチェックリストやメモで整理している様子

チャオ上尾で体験できる「指示整理」のプログラム

就労移行支援事業所チャオ上尾では、こうした「指示理解」や「処理が追いつかない困りごと」に対して、実際の作業を通じた訓練を用意しています。

実務訓練

事業所内実習・青木ビル清掃プログラム

実際の作業指示を受けて、途中で処理が追いついているかを意識しながら「確認・質問・報連相」を行う実務アセスメントを実施しています。
👉 青木ビル清掃プログラムの実習風景や取り組みの様子はこちら

就活準備

合理的配慮の見える化

自分が得意な指示の受け方(「指示を短く区切ってほしい」「箇条書きのメモでほしい」など)を言語化し、企業に正しく伝えるために見える化していきます。


「指示の受け方に自信がない」という方はチャオ上尾へ!

「自分に合った整理方法を知りたい」「実際の訓練の様子を見てみたい」という方は、ぜひ一度チャオ上尾の見学にお越しください。
見学の際も一気に説明することはございません。お一人おひとりのペースに合わせて丁寧にお話しをお伺いしますのでご安心ください。

就労移行支援チャオ上尾での面談の様子

📍 就労移行支援事業所 チャオ上尾

住所:埼玉県上尾市上町1丁目5-5 青木ビル3F(JR上尾駅東口徒歩3分)

TEL:048-788-5511(月〜土 9:00〜18:00)

Web:https://www.ciao-ageo.com/

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