「熱中症講座」を開催しました。精神科のお薬と熱中症の関係。

みなさん、こんにちは!就労移行支援事業所のチャオ上尾のスタッフです。

本格的な夏の暑さがやってきましたね。

この暑さを乗り切るために、今回は、OK訪問看護ステーション 白岡の小川所長をお招きして開催した「熱中症講座」の様子と、講座で学んだ大切なポイントを交えてご紹介します!

💡 熱中症って、そもそもなんだろう?

講座の冒頭では、まず「熱中症のメカニズム」について分かりやすい解説がありました。

  • 熱中症とは? 簡単に言えば、「体温調節がうまくいかなくなった状態」のことです。

通常、私たちの体は暑さを感じると、「①汗をかく(気化熱で下げる)」「②皮膚に血液を集めて熱を空気中に逃がす」という働き(=熱放散)をして、自動的に体温を平熱くらいにキープしてくれています。

しかし、このバランスが崩れてしまうと、汗をかいても体温が下がらなくなったり、水分や塩分が失われて血液の流れが悪くなったりして、体に熱がたまり、熱中症を発症してしまいます。

⚠️ 精神科系のお薬を服用されている方への大切なポイント

今回の講座で、参加者のみなさんが特に真剣に耳を傾けていたのが「お薬と熱中症の関係」についてです。

実は、精神科系のお薬(ドパミンやセロトニンなどの神経伝達物質を調整するもの)の中には、メンタルを安定させる一方で、「発汗」や「血管の収縮」といった体温調節機能にも影響を与えるものがあります。

そのため、お薬を服用されている方は、通常よりも体温が下がりにくく、熱中症を発症しやすくなるケースがあります。 「自分は大丈夫」と思わず、お薬をしっかり飲み続けながら、人一倍の予防対策を心がけることが大切です。

🔍 原因と症状、そして「3つの要注意サイン」

熱中症を引き起こす原因は、気温や湿度などの「環境」、寝不足や精神疾患・持病などの「からだ」、水分補給をしないなどの「行動」が重なることで起こります。

講座では、体に現れる危険信号(めまい、筋肉痛、だるさ、吐き気など)に合わせて、「3つの要注意サイン」を学びました。

  1. 【休憩サイン】:少しでもおかしければ、すぐに涼しい場所で休憩・水分補給!
  2. 【病院検討サイン】:症状が改善しない場合は、医療機関への受診を検討!
  3. 【119番サイン】:呼びかけへの反応が鈍い、まっすぐ歩けない、水分を自力で摂れない場合は、迷わず救急車(119番)を呼びます。

☀️ 明日からできる!熱中症を予防する8つの習慣

講座の最後には、具体的な予防策についてみんなで確認をしました。

  1. 水分をこまめに摂る
  2. 塩分を適切に摂る
  3. 夜の睡眠をしっかり摂る(寝不足は厳禁!)
  4. ご飯をしっかり食べる(バテない体づくり)
  5. 適度な運動で体力をつける
  6. 外出時は日傘や帽子を使う
  7. エアコン(空調)を使うことを我慢しない
  8. 体調が悪い時には、すぐに職員(スタッフ)に相談する

🌟 参加した利用者さんの声

受講した利用者さんからは、 「お薬の影響で熱中症になりやすくなるなんて知らなかったので、聞けて本当に良かったです」 「これからは喉が渇く前に水分をとるように意識します」 「体調が悪い時は我慢せず、すぐにスタッフの方に相談しようと思いました」 といった前向きな感想がたくさん聞かれました。

就職して長く働き続けるためには、PCスキルや業務知識だけでなく、こうした「自分の体調の変化に気づき、適切に対処・相談する力(自己管理能力・発信力)」がとても重要になります。

当事業所では、就労に向けた一歩を、体調面からも全力でサポートしています。

「体調管理に不安があるけれど、働きたい」「少しずつ環境に慣れていきたい」という方は、ぜひ一度見学・体験にお越しくださいね。スタッフ一同、心よりお待ちしております!

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