六月病??

皆さん、こんにちは!チャオ上尾です♪
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。 日本には、春夏秋冬の四季がありますが、梅雨を加えた五季、更に秋雨(秋霖)を加えた六季と言われることもあるそうですね。日本の季節の代表ともなる「梅雨」の時期、不調を起こしやすいことで知られています。皆さんは、「五月病」ではなく「六月病」をご存じでしょうか。

六月病とは

 六月病という呼び方は、医学的な正式の病名ではありませんが、主に新卒として会社に入った新卒社員に見られる症状の名称です。新入社員研修や配属が終わった6月ごろに、元気がなくなったり、仕事に対する意欲をなくしてしまったりするなど、心身の不調を感じることを指します。
 また、新年度が始まる4月には、新しい環境で生活が始まる人が多くなります。緊張した4月が過ぎ、ゴールデンウイークが明け五月病にならないように緊張していたメンタルがピークとなり、6月になるとうつ病などの症状が出てくる場合もあります。特に梅雨時期は、ジメジメとした天気が続く嫌な季節であり、元気な人であっても心がどんよりとしてしまうものです。六月病は、五月病と同じく社会で認知されつつあります。
(五月病とは、ゴールデンウイーク明けごろから心身の不調を訴えるケースです。)

六月病の症状

六月病は、適応障害の一種であると考えられています。
六月病の症状には、心の症状と体の症状の2つがあります。

◇心に出る症状
・集中力がなくなる
・イライラし、怒りの気持ちがおさまりにくくなる
・やる気が急に失せる
・気持ちが落ち込みやすくなる
・将来のことを考えて焦燥感にかられる
・いつもなら楽しいと思えるようなことが楽しいと思えなくなり、楽しいことがないと考えてしまう

◇体に出る症状
・夜、寝つきが悪くなる
・夜中、何度も目が覚めてしまう
・寝ても疲れがとれず、朝から体がだるい
・食欲がなくなったり、食事をおいしく食べられないと感じたりするようになる
・心臓がドキドキして苦しくなったり、頭がズキズキ痛んだりする
・めまいや吐き気などに悩まされることが増える

6月に体調を崩さないために

梅雨の時期の体調を崩す原因は、「気圧」「湿度」「ホルモン」の変化によるものです。梅雨の時期は、「気圧」が下がります。すると身体の内圧が上がり、「膨張する感じ」が出てきます。そして、「湿度」の問題も出てきます。もともと身体には正常な水分量というものがあり、その水分量が増えると身体に悪影響を及ぼすのです。特に湿度の影響は大きく、これを東洋医学的に「湿邪(しつじゃ)」と言います。梅雨の時期に身体の重だるさやむくみ、食欲不振、下痢、胸の苦しさなどの症状に悩まされる方も多いのではないでしょうか?
更には「ホルモン」の問題が生じます。セロトニンの役割として、「気分をスッキリさせる」「自律神経を調節する」「痛みをコントロールする」などの作用があります。このセロトニンは日光を浴びることで増やすことができるのですが、梅雨の時期はその日光の量がどうしても減ってしまう為、「気分が優れない」という方が増えてくるのです。以下の点に気をつけ、6月を乗り切りましょう!!

①運動をする
②水分を欲するような食べ物には注意をする
③日光を浴びる
④早寝早起きを心がける
⑤室内を明るくする
⑥就寝前に目元を温める
⑦耳を回すマッサージをする
⑧湿気を取り除く

最後に

 6月には祝日もありませんので、ゆっくりと体を休める時間が少なくなってしまいますね。6月を健康で過ごすためには、まずは、5月病にならないことですね。新年度から環境が変化された方は、特にゴールデンウイークの過ごし方に気をつけ生活のリズムを崩さないことが大切です。梅雨の時期には、室内を明るくしたり、体に水分がたまらないように工夫したりして過ごしましょう。

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