季節の変わり目、特に秋は、日々の気温差や気圧の変化で体調を崩しやすい時期です。そんな時こそ、意識的な呼吸とゆったりとした動きで、体の循環を整え、心と体のバランスを取り戻しましょう。
今日のヨガは、足元から意識を向け、体のめぐりを促し、水平に体を伸ばすことで開放感を得るヨガフローでした。
🧘♂️呼吸で内側へ意識を向ける
まずは楽な姿勢で座り、深い呼吸から始めました。
- 吸う息で、お腹を風船のように大きく膨らませます。
- 吐く息で、お腹を薄くへこませ、体の中の不要なものを全て吐き出すイメージです。
- 数回、この腹式呼吸を繰り返しました。
✨体幹からめぐりを促すフロー
1、次に立ち上がり、安定した姿勢で始めます。足の裏全体で大地を踏みしめ、足に意識を集中させます。
2、吸う息でお腹を膨らませ、吐く息でお腹をへこませながら、軽く膝を曲げて重心を少し下げます。
3、次の吸う息で、胸の前で合掌している手を頭上へゆっくりと持ち上げます。
4、耳の横を通り、手を天井に向かって高く伸ばし、体の側面(体側)の伸びを感じます。
5、吐く息で、手を水平に横へ大きく広げていきます。
6、吸う息で、ゆっくりと合掌している手を再び頭の上へ。
7、さらに吸う息で、肩甲骨と肩甲骨の間、そして足の付け根(股関節)から体全体を天井に向けてぐーっと伸ばします。深い呼吸を数回行い、体幹の伸びと心地よさを感じます。
8、背骨の下からゆっくりと体を起こし、最後に頭がまっすぐになるように姿勢を整えます。
🌻このヨガフローのポイント
- 足元からの安定:足に意識を向けることで、体の土台が整い、エネルギーが下から上へとスムーズに流れるのを感じられます。
- 体幹の伸びと循環:手を天井に伸ばす動きは、背骨周りの筋肉を使い、深い呼吸を促します。これにより、血液やリンパの流れといった体の循環が改善されやすくなります。
- 水平の動き:手を広げる動作は、胸(ハートチャクラ)を開放し、秋の少し内向的になりがちな心に広がりと明るさをもたらしてくれます。
このシンプルなフローを、毎日数回行うだけでも、秋の変わり目を疲れ知らずで、穏やかな心で過ごす助けになりますよ。ぜひ、ご自身のペースで試してみてください。
