ユング派の心理療法:曼荼羅ぬりえで心を整えよう

「なんとなく心が疲れているな」「考えがまとまらないな」と感じていませんか?

今回は、そんなあなたの心を癒やし、自分と向き合うためのツールとして、曼荼羅(マンダラ)ぬりえをご紹介します。曼荼羅ぬりえは、スイスの心理学者ユングが治療に用いたことでも知られる、心理療法の一つです。

曼荼羅ぬりえが心に良い理由

曼荼羅ぬりえには、様々な効果があると言われています。

  • 無意識の「気持ち」を見える化する:手を動かす作業は、普段意識しにくい気持ちや感情を表面化させる効果があります。塗り進めるうちに、ふと思いついたことや、まとまりのつかなかった考えが整理されることがあります。
  • 集中とリラックス効果:複雑な幾何学模様を塗ることに集中することで、余計な考え事から離れることができます。塗り終わった後は、達成感とともに、深いリラックス効果が得られます。
  • 色の力で心をコントロールする:選ぶ色には、あなたの心の状態が反映されます。元気を出したいときは赤やオレンジなどの暖色系、落ち着きたいときは青や緑などの寒色系を使うことで、気持ちをセルフコントロールできます。

曼荼羅ぬりえの簡単な始め方

難しいことは何もありません。以下のステップで、自由にぬりえを始めてみましょう。

  1. 直感で図柄を選ぶ:まずは「これだ!」と感じる曼荼羅の図柄を1つ選びましょう。
  2. 使いたい色を5色選ぶ:直感で「使いたい」と思う色を5色選んでみましょう。もし迷ったら、マンダラの基本の色(赤、青、緑、黄、白)から始めるのもおすすめです。
  3. 今の気持ちをメモする:塗り始める前に、今の気持ちを簡単な言葉で書き留めてみましょう。塗り終わった後に、気持ちの変化に気づきやすくなります。
  4. デジタル機器はOFF:テレビやスマートフォンの電源は切り、ぬりえに集中できる環境を整えましょう。
  5. 自由に彩色スタート!:あとは、心のままに自由に色を塗るだけです。

1枚の曼荼羅を塗り終えることで、今の自分の心の状態がわかります。また、継続して塗り続けることで、心の変化にも気づくことができるでしょう。

就労移行支援事業所では、このような心理的なツールも活用しながら、就職に向けてあなたの心の状態を整えるお手伝いをしています。興味を持たれた方は、ぜひ一度見学に来てみませんか?

お気軽にチャオ上尾へご相談ください!

チャオ上尾のSNSはこちら