遊びながらコミュニケーションを学べる!

「SSTって、なんだか堅苦しい…」「もっと楽しくコミュニケーションを練習したい!」そう感じたことはありませんか?SST(ソーシャルスキルトレーニング)は、日常生活で役立つコミュニケーション能力を養うための大切な学びの場です。でも、堅苦しい座学ばかりでは、なかなか身につきませんよね。

そこで今回は、遊びを通して自然とコミュニケーション力がアップするボードゲーム大会を開催しました。


1. 自己紹介クイズゲーム

初対面の人と話すのが苦手…という人も、このゲームなら大丈夫。自分のことを話す練習と、相手に興味を持って質問する練習が同時にできます。

遊び方

  1. 参加者がそれぞれ自己紹介をします。「最近見た映画」「人生最後に食べたいもの」「コンビニでつい買ってしまうもの」など、テーマを決めて話すと、より具体的で面白い内容になります。
  2. 自己紹介が終わったら、他の参加者がその内容に関するクイズを出題します。
    • 例:「〇〇さんが最近見た映画は何でしょう?」
    • 例:「〇〇さんがコンビニでつい買ってしまうものは、次のうちどれでしょう? A.スイーツ、B.おにぎり、C.新発売のお菓子」
  3. 一番多く正解した人が勝ち、というルールにしても盛り上がります。

SSTでの効果

  • 自己開示の練習: 自分のことを楽しく話すことで、他者との距離を縮めるきっかけになります。
  • 傾聴と質問のスキル: 相手の話を注意深く聞き、クイズという形でアウトプットすることで、話を聞く力と、相手に興味を持つ力が養われます。

2. たい焼きゲーム 〜短所を長所に変えよう〜

「自分の短所ばかり気にしてしまう…」そんな悩みを抱えている人はいませんか?このゲームは、一見ネガティブな「短所」を、ポジティブな「長所」に変える練習ができます。

遊び方

  1. 取り札の「長所」を表にして並べる
  2. 読み手は読み札の「短所」の面を読む
  3. プレイヤーは言い換えて同じ意味になるWordを探して素早くカードを取る

SSTでの効果

  • 自己肯定感の向上: 自分の欠点だと思っていた部分も、見方を変えれば素晴らしい個性だと気づけます。
  • 多角的な視点: 物事を一つの側面だけでなく、様々な角度から捉える練習になります。
  • ポジティブなフィードバックの練習: 相手の短所をポジティブに言い換えることで、建設的なコミュニケーションのスキルが身につきます。

3.遊びながら「危機回避能力」を鍛える!新感覚の大喜利ゲーム「TERIYAKIBA-GA-」

みなさん、突然のハプニングにどう対応していますか? 仕事で、プライベートで、予期せぬトラブルに見舞われること、ありますよね。そんな時、とっさに気の利いた一言が言えたら…。「TERIYAKIBA-GA-」は、そんな「危機回避能力」と「とっさのユーモアセンス」を楽しみながら鍛えられる、新しいタイプの大喜利ゲームです。

あっという間に時間が過ぎる、楽しみながらコミュニケーション力が身につくSSTプログラムでした。参加者の方からは「みんなでゲームを始めて体験しました」「ドキドキしたけど楽しかったです」「自分を知れて良かったです」とうれしい感想をたくさん頂きました。ぜひご興味のある方は、Ciao上尾のSSTにご参加してください!!

埼玉県央障害者合同面接会に向けた模擬面接練習会を実施しました。今回は、より実践的な面接に臨むためのポイントに焦点を当て、踏み込んだ練習が行われました。

面接では、緊張してしまう事が想定され、緊張すると焦りが出てしまいます。そのためには事前の準備が欠かせません。

踏み込んだ面接対策

1. 面接前の水分補給

面接では緊張から喉が乾きやすくなります。しかし、面接中に飲み物を飲むわけにはいきません。そのため、喉が渇いていなくても、面接の前に飲み物を飲んでおくことが大切です。これにより、面接中の喉の渇きを気にすることなく、落ち着いて話すことができます。

2. 話すスピードを意識する

緊張すると、ついつい話すスピードが速くなってしまいがちです。しかし、それでは面接官に伝わりにくくなってしまいます。理想的な話すスピードは、1分間に300文字程度と言われています。これは、相手が聞き取りやすく、内容が頭に入りやすいスピードです。自分の回答を録音して、聞いてみるのも良い練習になります。

3. 回答は簡潔に、しかし具体的に

練習で取り組んだ3つの質問は、いずれも基本的な質問です。これらに簡潔に答えつつも、ただ事実を述べるだけでなく、**「なぜそうしたのか」「そこから何を学んだか」**など、具体的なエピソードを加えて話すことで、面接官はあなたの人間性や能力をより深く理解することができます。

練習会では、面接でよく聞かれる3つの質問を1分間で答える練習に取り組みました。

  1. お名前を教えてください
  2. 就労移行支援事業所はどれくらい通っていますか
  3. 支援機関では何をしていますか

今回の模擬面接練習は、参加者が自分自身の課題に気づき、本番に向けてさらに準備を重ねる良い機会となりました。今回の経験を活かし、自信を持って面接に臨んでほしいと思います。

新しい一歩を踏み出そうか迷われている方、是非、一度ご見学にいらっしゃいませんか?

今日は、いよいよ「令和7年度 埼玉県央障害者合同面接会」に向けた説明会を実施しました。


ステップ1: 企業選定 – 応募企業を絞り込む

面接会には多くの企業が参加しますが、すべてに応募するのは非効率です。まずは、ご自身の希望条件(職種、勤務地、給与など)とスキル・経験を整理しましょう。

  • 参加企業リストをじっくり確認する
  • 事業内容や求める人物像をチェックする
  • 「長く働きたい」と思える企業かどうかを重視する

「なぜその企業を選んだのか?」という明確な理由を持つことが、面接での説得力につながります。


ステップ2: 応募内容の確認とエントリー

選定した企業の情報は、ひとつずつ丁寧に確認します。

  • 募集職種、仕事内容、応募資格を再度チェック
  • 応募に必要な書類(履歴書、職務経歴書、障害者手帳のコピーなど)を確認
  • エントリー方法(郵送、ウェブ、事業所経由など)に沿って手続きを進める

不明な点があれば、事業所のスタッフに相談し、正確な情報を把握した上でエントリーする事が大切です。


ステップ3: 応募書類作成 – あなたの強みをアピールする

応募書類は、面接官があなたと会う前に、あなたの第一印象を決める大切なツールです。

  • 履歴書: 基本情報に加え、志望動機は具体的に、熱意が伝わるように書きます。
  • 職務経歴書: これまでの職歴やスキルを簡潔かつ具体的にまとめます。
  • 応募書類全体のチェック: 誤字脱字がないか、読みやすいか、最終確認を忘れずに行いましょう。

今後、ステップ4: の面接会準備 – 面接本番で力を発揮できるよう、事前の準備について

 ・想定質問への回答を準備:

 ・面接練習(ロールプレイング)を実施


   ステップ5:面接本番について

  • 身だしなみを整える
  • 挨拶と返事をはっきりと
  • 質問には落ち着いて答える
  • 質問があれば積極的に行う  

の準備説明会を実施していきます。

合同面接会は、一度に複数の企業と出会える貴重な機会です。このブログを参考に、万全の準備で臨み、就職というゴールに向かって一歩踏み出しましょう!

今日のグループワークは栄養についてのお話でした。

皆さんは、普段どんな油を使っていますか?

油には、サラダ油やオリーブオイルのように常温で液体のものと、バターやラードのように固体のものがあります。固体の油は、摂りすぎると体内で固まりやすく、血管に負担をかける可能性があると言われています。

一方で、魚の油は、冷たい海の中でも固まらない特別な性質を持っています。この油に含まれるDHAやEPAは、体内の固まった油を流し、血流をサラサラにする効果が期待できます。ぜひ、意識して魚を食事に取り入れてみてください。


味覚は大切なセンサー!亜鉛で守る

「最近、食事の味が少しわかりにくいな…」と感じたことはありませんか?それは、亜鉛が不足しているサインかもしれません。

亜鉛は、味を感じる舌の細胞をつくるために欠かせないミネラルです。牡蠣、レバー、アーモンド、かぼちゃなどに多く含まれています。これらの食材を食卓に取り入れることで、いつまでも食事を美味しく楽しめるようになります。


食事は「誰と、どこで、楽しく」

栄養指導では、食事は単なる栄養補給ではなく、**「誰と、どこで、どんな気持ちで食べるか」**が大切だとお伝えしました。誰かと楽しく会話しながら食事をすることで、心も体も満たされ、食事から得られる幸福感はさらに高まります。


食の歴史から学ぶ、体への気づき

「昔の日本人は、稲作が始まるまで栗などを主食としていた」という話にも触れました。私たちの体は、長い歴史の中で、その土地の食材に合わせて進化してきました。

食の歴史を知ることは、現代の私たちの体質や健康について考えるきっかけになります。

お腹の不調と遅延型アレルギー:小麦粉との関係

お腹の調子が悪いと感じるとき、その原因の一つとして遅延型アレルギーが関係していることがあります。一般的なアレルギーのように食べた直後に症状が出るのではなく、数時間から数日後に、お腹の張りや下痢、肌荒れ、頭痛といった様々な不調として現れるのが特徴です。

その中でも、小麦粉は遅延型アレルギーの原因となりやすい食品の一つとして知られています。

栄養について説明を受けた後、各自、朝に食べたものや昨夜食べたものを振り返りチェックを行いました。

今回の栄養指導が、皆さんの食生活を見つめ直し、健康な体づくりを始めるきっかけになれば嬉しいです。

チャオ上尾では、一般企業への就職を目指す方に向けて、さまざまな職業トレーニングを提供しています。今回は、そのユニークなプログラムの一つである「刺し子」をご紹介します。

刺し子は、日本の伝統的な刺繍技法です。一見すると地味な作業に思えるかもしれませんが、就労に向けた大切なスキルを養うのに非常に効果的なトレーニングなんです。

刺し子で養われる3つの能力

  1. 視力と手腕の協調性 刺し子は、布に描かれた線に沿って正確に針を刺していく繊細な作業です。これは、目で見た情報を手で正確に再現する能力、つまり「視力と手腕の協調性」を鍛えるのに役立ちます。この能力は、事務作業でのキーボード入力や、工場での細かい作業など、多くの職種で求められます。
  2. 左右の手指の連動作業 針と糸を巧みに扱うためには、利き手だけでなく、布を支えるもう一方の手も同時に動かす必要があります。これにより、左右の手指の連動をスムーズに行う練習になります。両手を使った作業は、マルチタスクをこなす上で非常に重要です。
  3. 集中力と忍耐力 一つの模様を完成させるには、地道な作業を長時間続ける必要があります。これは、集中力忍耐力を養う絶好の機会です。どんな仕事にも、コツコツと取り組む真面目さや最後までやり遂げる力は不可欠です。

チャオ上尾では、このように刺し子を通じて、就職後に役立つ実践的なスキルを楽しみながら身につけることができます。単なる作業療法ではなく、未来の自分のために繋がる大切な一歩です。

もし就労支援にご興味があれば、ぜひ一度お問い合わせください。見学や体験も随時受け付けています。


刺し子以外にも、就労移行支援事業所では様々なトレーニングを行っています。どのようなトレーニングがあるか、さらに詳しく知りたい場合は、お気軽にご質問ください。

大地震発生時の対処法と備蓄のポイント、障害者が被災した時はどうする?

災害はいつ、どこで起こるかわかりません。特に大きな地震が起きた時、その場にいる場所によって、取るべき行動は変わってきます。今回は、グループでディスカッション形式で話し合いました。

    1. 大地震発生!その時どうする?シチュエーション別の対処法

    電車内、エレベーター、そして屋外。これらの場所で大きな地震に遭遇したら、どう行動すべきか?参加者全員で意見を出し合い、具体的な対処法を話し合いました。

    【電車に乗っている時】 走行中の電車内で大きな揺れを感じたら、まずは身の安全を確保することが最優先です。

    • 座席に座っている場合: 座席の前にかがんで頭を守り、手すりや座席の脚をしっかり掴みます。
    • 立っている場合: 周囲の手すりや吊り革をしっかりと握り、転倒しないように姿勢を低くします。
    • 車掌さんの指示に従う: 揺れが収まった後も、むやみに窓から外へ出たり、勝手に非常扉を開けたりしないようにしましょう。車内アナウンスや車掌さんの指示に従って行動することが大切です。

    【エレベーターに乗っている時】 エレベーターの中にいる時に揺れを感じたら、最も危険な状況の一つです。

    • 全ての階のボタンを押す: 揺れを感じたら、全ての階のボタンを素早く押します。これは、エレベーターが最寄りの階で止まる可能性を高めるためです。
    • 扉が開いたらすぐ脱出: 扉が開いたら、すぐにエレベーターから降り、非常階段を利用して避難します。
    • 閉じ込められた場合: エレベーターが停止し、閉じ込められた場合は、非常用ボタンを押して外部と連絡を取ります。落ち着いて救助を待ちましょう。

    【外を歩いている時】 屋外で地震に遭遇した場合、周囲の状況を冷静に判断し、安全な場所へ移動することが重要です。

    • 建物や看板、電柱から離れる: 落下物や倒壊する危険があるため、建物や看板、自動販売機、電柱などから速やかに離れます。
    • 頭を保護する: カバンや手で頭を守ります。周囲に身を隠せるもの(公園の広場など)があれば、そこに移動します。
    • 落ち着いて行動する: 慌てて走り回ると、転倒して怪我をする恐れがあります。冷静に状況を判断し、落ち着いて行動しましょう。

    2. 備蓄しておきたいものリストと「アルファ米」の備え

    災害発生後、ライフライン(電気、ガス、水道)が復旧するまでには時間がかかります。一般的に、1週間から10日程度は自力で生活できる備えが必要と言われています。

    【備蓄品の例】

    • 飲料水: 1人1日3リットルを目安に7日分
    • 食料: 缶詰、レトルト食品、カップ麺、栄養補助食品など
    • 懐中電灯、携帯ラジオ、モバイルバッテリー
    • 医薬品: 常備薬、絆創膏、消毒液など
    • 衛生用品: 簡易トイレ、ウェットティッシュなど

    災害時には、公衆電話やスマートフォンアプリなど、さまざまな情報収集手段があります。また、一部の自動販売機は、災害発生時に電力がなくても商品を取り出せる仕組み(災害対応ベンダー)になっている場合がありますが、自動的に無料になるわけではありません。無料提供されるかどうかは、設置者の判断によりますので注意が必要です。

    そして、今回のディスカッションでも話題に上がったのが非常食**「アルファ米」**です。

    アルファ米はなぜ必要? 一度炊いたご飯を乾燥させたもので、お湯や水を注ぐだけでご飯に戻る保存食です。軽くて持ち運びにも便利で、長期保存が可能です。「アルファ米は普段食べ慣れていないと、いざという時に食べるのに抵抗があるかもしれない」という話がセミナーでありました。非常時だからこそ、少しでも普段に近い食事ができることが心の安定につながります。一度試しに食べてみて、味や食感に慣れておくことをおすすめします。

    障害をお持ちの方も、公的なサービスを待つだけでなく、日頃から自助(自分で備えること)と共助(地域で助け合うこと)の準備をしておくことが非常に重要です。

    • 自助:
      • 非常持ち出し袋の準備: 常用している薬や医療機器、携帯食、予備のバッテリーなど、個々の障害特性に合わせた備蓄品を用意しておきましょう。
      • 避難訓練への参加: 地域で行われる避難訓練に積極的に参加し、避難経路や避難場所を確認しておきましょう。
      • ヘルプカードの準備: 氏名や住所、連絡先、アレルギー、必要な支援内容などを記載したヘルプカードを常に携帯しましょう。
    • 共助:
      • 地域の交流: 近隣住民と日頃からコミュニケーションを取り、いざという時に助け合える関係を築いておくことが大切です。
      • 支援者との情報共有: 普段から関わりのあるヘルパーやケアマネジャーなどと、災害時の連絡方法や避難計画について話し合っておきましょう。

    日頃から「もしも」を想像しておくことで、いざという時に冷静に行動できます。今回ご紹介したポイントを参考に、ご自身やご家族に合った防災対策をぜひ見直してみてください。

    就労移行支援事業所のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

    今日は、事務職を目指す皆さんにとって必須のスキルであるData入力に全員で取り組んでいただきました。OAワークを使い、数値入力文書入力のトレーニングを通じて、実際の職場で役立つ実践的なスキルを習得していただく事が目的です。


    数値入力(OAワーク)

    パソコンの画面に表示される一連の数字を、入力欄に上から順番に入力していく作業です。

    • 目的: 商品番号や入荷個数、収支決算データなど、事務職で扱うことの多い数値データの正確な入力スキルを養います。
    • 求められること: ひとつひとつの数字を正確に見極め、ミスなく入力する**「正確性」**が何よりも重要です。

    文書入力

    パソコンの画面に表示された文章を、下の入力欄に正確に入力していく作業です。

    • 目的: 報告書や企画書など、事務職で必要とされる文書作成の基礎となる文字入力スキルを磨きます。
    • 求められること: 数字と同様に、文字一つひとつを正確に識別し、誤字脱字なく入力する**「正確性」**が求められます。

    これらのトレーニングは、単に速く入力するだけでなく、**「正確さ」**を身につけることが何より大切です。実際の職場で、顧客情報や機密性の高いデータを扱う際に、ミスは大きなトラブルにつながる可能性があります。日々の練習で正確な入力習慣を身につけることが、就職後の活躍につながる第一歩となるでしょう。


    事務トレーニングで目指すこと

    OAワークや文書入力のトレーニングを通じて、皆さんが身につけるのは以下の3つの力です。

    • 正確性: どんなに忙しくても、ミスなくデータを入力できる力。
    • 効率性: 事務作業をスムーズに進めるための、入力スピード。
    • 集中力: 繰り返し作業でも集中力を保ち、正確さを維持する力。

    これらのスキルは、事務職だけでなく、さまざまな職種で役立ちます。

    私たちと一緒に、日々のトレーニングを通して自信をつけ、就職への一歩を踏み出してみませんか?見学やご相談も随時受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

    9月になり、日中はまだ厳しい残暑が続いていますが、朝晩の空気は少しずつ変わってきましたね。

    実は、この季節は**「体の冬支度」**が始まる大切な時期です。夏の間に溜まった疲れ(夏バテ)が残っている上に、気温差が大きくなることで、私たちの体は新しい季節に向けて内部でさまざまな調整を始めています。

    そのため、「なんだか体がだるいな」「疲れが取れないな」と感じる方が多いのではないでしょうか。今日は、そんなバテ気味の体にスイッチと栄養を入れ、ヨガで心身ともにリフレッシュする方法をお伝えします。

    1. 免疫力を高める「呼吸」の力

    季節の変わり目は、自律神経が乱れやすく、免疫力が下がりやすい時期です。ヨガのレッスンでは、深い呼吸をとても大切にしています。

    • 息を鼻からゆっくり吸い込み、お腹をふくらませる。
    • 口からゆっくりと息を吐き出し、体の奥にある疲れをすべて出し切るイメージを持つ。

    レッスンでこの呼吸法を実践した皆さんは、**「終わった後、体が軽くなった!」「気分がすっきりした」**と話していました。深い呼吸は、心身をリフレッシュし、体本来の力を取り戻す手助けをしてくれます。

    2. 体の中から整える食事の工夫

    夏の間に冷たいものを摂りすぎた胃腸は、この時期に弱りがちです。冬に備えて強い体を作るために、食事の「質」「順番」「速さ」を意識してみましょう。

    • 汁物から:食事の最初に温かいお味噌汁やスープを飲むことで、胃腸を優しく温め、消化の準備ができます。
    • 野菜を先に:次に野菜を摂ることで、血糖値の急上昇(血糖値スパイク)を抑え、体への負担を減らします。
    • 良質な炭水化物を:最後に主食である炭水化物を摂ることで、バランスの取れた食事になります。

    3. 無理のない運動と睡眠でリズムを整える

    気温差や季節の変わり目は、睡眠の質にも影響を与えます。もし「最近、寝つきが悪いな」と感じたら、少し体を動かすことで、睡眠のリズムを整える助けになります。

    就労に向けて、心と体のバランスを整えることはとても重要です。もし**「気分の浮き沈みが激しい」「運動する気力がない」**といったお悩みがあれば、一人で抱え込まずに、ぜひ一度事業所のスタッフにご相談ください。

    冬に向けた大切な準備期間を、一緒に元気に乗り越えていきましょう!

    今回は、障害者雇用における「定着支援」について、2つの事例を元にグループワーク形式で考えてみました。正解のない問いに対し、参加者それぞれがどう向き合ったのか、その過程を皆さんにご紹介します。

    事例1:同僚が仕事をしない、どうしたらいい?

    【事例】 小学校の用務員として働き始めたAさん。同じタイミングで入社したBさんが、あまり仕事をしていないのが気になって仕方がありません。

    【グループワークでの意見】

    この事例に対し、グループからはさまざまな意見が出ました。

    • 「上司に相談する」:これはAさん個人の問題ではなく、組織全体の課題です。注意するのは、Aさんではなく上司の仕事だと割り切るべきだという意見です。
    • 「直接コミュニケーションをとる」:Bさんに直接「何か手伝うことはありますか?」などと声をかけてみることで、Bさんの状況を知るきっかけになるかもしれません。もしかしたら、仕事の進め方に困っているのかもしれません。
    • 「第三者に相談する」:上司や同僚、信頼できる人に相談してみることで、客観的な意見を得られるかもしれません。

    【経過と結論】

    この事例は、実際にAさんが休職し、Bさんが仕事を続けているという厳しい経過をたどったそうです。この結果を踏まえ、多くの参加者が「やはり、この問題はAさん一人で抱えるべきではなかった」と感じました。

    他人を変えることはできません。 多くの人は、自分と他人を比べてしまいがちですが、それは無意識に自分自身を苦しめていることにもつながります。この事例から、「自分のできることに集中すること」、そして**「抱え込まず、然るべき立場の人に相談すること」**の重要性を再認識しました。

    事例2:職場でイライラ、どう乗り越える?

    【事例】 公務員として障害者枠で働いているAさん。周囲の人が楽しそうに仲良く話しているのを見るとイライラしてしまいます。

    【グループワークでの意見】

    この事例では、Aさんの感情に寄り添いながら、多様な選択肢が提示されました。

    • 「一人でいることを貫き通す」:無理にグループに入ろうとせず、自分のペースで仕事に集中するという考え方です。
    • 「無理に人間関係を求めない」:仕事は仕事と割り切り、人間関係はプライベートで築けばいいという割り切り方です。
    • 「聞き役に徹する」:無理に自分から話すのではなく、相手の話を聞くことに集中してみるというコミュニケーション方法です。
    • 「自分から話しかけてもらう雰囲気を作る」:挨拶をしっかりする、笑顔でいるなど、少しでも話しかけやすい雰囲気を作る工夫も重要です。

    【結論】

    最終ゴールの意図は、この事例の結論として「自分だったらどうするかを考える力」が大切だという点にたどり着きました。

    • 共感:まずは「イライラしてしまう自分」を否定しないこと。「ああ、自分は今そう感じているんだな」とありのままの感情を受け止めることが第一歩です。
    • 自分だけじゃない:周囲に楽しそうに話している人がいると、つい孤独を感じてしまうかもしれません。しかし、意外と多くの人が人間関係で悩んでいます。自分だけではない、ということを知るだけでも気持ちが楽になります。
    • こんなときはすぐに支援員にSOSを出して下さい:ひとりで悩まずに、支援員に相談してくださいね。

    今回のグループワークを通じて、私たちは「正解」を探すのではなく、自分の感情と向き合い、自分なりの選択肢を見つけることが、定着支援においていかに重要かを学びました。障害の有無に関わらず、誰もがより自分らしく働ける社会を目指して、これからも考え続けていきたいと思います。

    今日は「私の好きな図書の紹介・朗読会」を開催いたしました。

    このチャンスを逃さず、今回は在宅ワーク訓練の目的で、

    在宅トレーニングの方はZOOMで参加いただきました。

    発表の方法は参加者それぞれ。

    • パワーポイントで資料を作成し、本の魅力を熱心にプレゼンする方
    • ご自身の執筆された作品を、朗読を交えながら紹介する方
    • 原本を手に、心に響いた一節を朗読する方

    など、皆さん個性あふれる方法で好きな本を紹介してくださいました。

    紹介された本は、心温まる感動的な物語から、思わず笑ってしまう面白い作品、深いテーマについて考えさせられる本まで、多岐にわたりました。どの発表も興味深く、あっという間に時間が過ぎていきました。

    参加者の皆さんからは、「初めて自分の小説を紹介し、とても貴重な経験になりました」「人前で自分の作品を紹介するのは少し恥ずかしかったですが、良い機会でした」といった感想が寄せられました。

    暑さも少し落ち着いてきた処暑の候、皆さんが新たな本と出会い、そして来る**「読書の秋」**を楽しむ

    きっかけになれば幸いです。