こんにちは!チャオ上尾です。
今回の作業訓練では、見ていて心が癒される「スノードーム作り」に挑戦しました!細かい作業を集中して行うことで、手先の訓練や手順の理解、完成させる喜びを感じることを目的としています。
🎨 スノードーム作りの手順と訓練のポイント
スノードーム作りは、いくつかのステップを踏んで進めます。それぞれの工程で、就労に向けた大切なスキルが求められます。
1. 準備:材料の確認と整理整頓
- 求められるスキル: 指示の理解、段取り力
- 作業内容: 瓶、水、洗濯ノリ、ラメ(スノー)など、必要な材料をリストと照らし合わせて確認し、作業スペースを整えます。
2. 土台作り:フィギュアの接着
- 求められるスキル: 指示の理解と正確さ
- 作業内容: 蓋の裏にフィギュアを強力な接着剤でしっかりと固定します。傾きがないか、瓶の口に当たらずにスムーズに入るかを確認するのがポイントです。
3. 🧪 命運を分ける!液体作り(最重要ポイント)
- 求められるスキル: 集中力、計量・調合の正確性
- 作業内容: 瓶の中に、ラメをゆっくりと降らせるための特別な液体を作ります。✅ 成功の秘訣は、この黄金比!水 7:洗濯ノリ 3この割合で混ぜることで、ラメがすぐに沈まず、まるで本物の雪が舞っているようにゆっくりと瓶の中を漂ってくれます。
- 今回は、計量カップで測る方法と、重量計で測る方法を実践していただきました。
- 計量カップで測る方法: 容量(体積)で比率を出すため、例えば合計100mlの液体を作る場合、水70mlと洗濯ノリ30mlをそれぞれ計量カップで測り、混ぜ合わせます。この方法なら、重さを計算する手間がなく、すぐに正確な比率が出せます。
- 重量計で測る方法: 重量計の上にカップを置き(メモリを0にする)、比率に合わせた水の重量と、洗濯ノリの重量をそれぞれ計測し合わせます
4. 仕上げ:蓋を閉める
- 求められるスキル: 丁寧さ、確認作業
- 作業内容: 液体を瓶のフチギリギリまで注ぎ、空気が入らないように注意深く蓋を閉めます。接着剤で蓋を固定し、漏れがないかチェックしたら完成です!
💡 作業訓練を通じて学んだこと
今回のスノードーム作りを通じて、参加された皆さんは以下のような就労に役立つスキルを磨きました。
- 手順理解と実行力: 複雑な手順を一つずつ確認しながら、正確に作業を進める力。
- 正確な計量(品質管理): 「7対3」のルールを計量カップ、重量計を用いて正確に守り、完成品の品質を一定に保つための注意深さ。
- 集中力と丁寧さ: 小さなフィギュアの接着や液体の調合など、一つ一つの作業に集中し、雑にならないように丁寧に取り組む姿勢。
完成したスノードームを振って、ゆったりと舞い降りるラメを見つめるとき、皆さんから自然と笑顔がこぼれていました。自分が作ったものが形になり、人を癒す力を持つ。これもまた、大切な自信に繋がりますね。
[チャオ上尾]では、今後もさまざまな作業訓練を通じて、皆さんの「できること」を増やし、就職活動をサポートしていきます!

🗣️ 声と表情でガラリと変わる!あなたの「伝えたい」を届ける力
「伝わる!ニュアンスを磨くコミュニケーション術」と題したソーシャルスキルトレーニング(SST)講座を開催しました。
「言いたいことはあるのに、なぜか誤解されてしまう…」「相手に遠慮してしまい、本当の気持ちが伝わらない…」
こうしたコミュニケーションの悩みを解決する鍵は、言葉そのものだけでなく、「ニュアンス」にあることを参加者の皆さんと一緒に学び、実践しました。
🎭 ニュアンスは「非言語」が9割!実践ロールプレイ
今回の講座では、台本を用いたロールプレイを重点的に行いました。
私たちは日常会話において、以下のような非言語コミュニケーションに大きく影響を受けています。
- 声のトーンと大きさ: お願い事をする際の穏やかさ、謝罪する際の真剣さ。
- 表情: 楽しさや喜びを伝える笑顔、真剣な話をするときの落ち着いた表情。
- 目線と姿勢: 相手に関心を示すアイコンタクトや、話を聞くときの体の向き。
参加者の方々には、同じセリフでも、これらの非言語要素を意図的に変えることで、受け手の印象や感情がどう変化するかを体験していただきました。
「ごめんね」という一言でも、笑いながら言うのと、真剣に目を見て言うのとでは、相手に伝わる「誠意」のニュアンスが全く異なります。
今回のSST講座を通じて、コミュニケーションは**「何を言うか」と同じくらい「どう伝えるか」**が重要であることを深く理解していただけたかと思います。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。学んだスキルを明日からの人間関係に活かし、よりスムーズで豊かなコミュニケーションを楽しんでください!
チャオ上尾では、毎月、外部講師の先生にSST講座をお願いしています。
皆様楽しみながらしっかりSSTのスキルをUPされています。是非一度体験に来てみてください!

皆様、こんにちは!チャオ上尾です。
今年も残すところあとわずかとなりました。街もすっかりクリスマスムードですね!
さて、[チャオ上尾]では、この季節にぴったりの楽しいイベントを企画いたしました!
💖 企画:オリジナルスノードーム作り体験
今回は、見て癒され、飾って楽しい「オリジナルスノードーム」を作るイベントです。
- 「細かい作業が好き」
- 「手作りのプレゼントを贈りたい」
- 「集中してものづくりに取り組みたい」
といった方にぴったりの、リフレッシュにもなる体験です!
雪の結晶や、キラキラしたラメ、可愛らしいミニチュアパーツを使って、世界に一つだけのスノードームを作りましょう。作った作品は、もちろんお持ち帰りいただけます。
📅 イベント詳細
| 項目 | 内容 |
| 日時 | 2023年12月9日(火) 13時10分〜 |
| 場所 | 当事業所内 |
| 対象 | 就労移行支援にご興味のある方、当事業所の利用者様、ご家族様など |
| 参加費 | 無料(材料費は事業所が負担します) |
| 持ち物 | 特にございません。お気軽にお越しください。 |
※当日は、スノードーム作りの後、事業所の雰囲気やプログラムについてのご説明(個別相談も可)も行えます。
🌟 なぜ、イベントに参加するのをおすすめするの?
当事業所では、就職に向けた訓練だけでなく、季節のイベントや交流会を通して、「リラックスできる居場所」と「コミュニケーションの機会」を提供しています。
「就労移行支援ってどんなところだろう?」「雰囲気を知りたいな」という方は、ぜひこの機会にご参加ください。アットホームな環境で、スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております!
🔔 お申し込み方法
席数と材料に限りがあるため、事前のご予約をお願いいたします。
お電話、またはお問い合わせフォームより、「12月9日のスノードーム作り参加希望」の旨をお伝えください。

こんにちは!チャオ上尾です!
今回は、仕事に必要な「集中力」「観察力」「正確性」を楽しみながら鍛えるための脳トレを実践しました!参加された利用者の皆さんも積極的に取り組み、大変盛り上がりました。
🧠 実施した脳トレとその狙い
1. 「絵の間違い探し」:全体を素早く把握する力
絵の間違い探しは、広い視野と瞬発的な集中力を養うのに最適です。
- 狙い: 図や資料の全体像を素早く把握する能力を鍛えます。
- 実践の様子: 参加者は、風景画やイラストなどの2枚の絵を見比べ、制限時間内に違いを見つけられるかに挑戦しました。
- 気づき: 焦ってしまうと、目立つ部分ばかりに意識が集中しがちです。視野を広く保ち、冷静に隅々までチェックする姿勢が大切だと再認識できました。
2. 「違う漢字を1個見つけて」:細部への注意力を磨く
前回も好評だった、似た漢字の中から一つだけ違う漢字を探すトレーニングを今回も実施しました。これは、データ入力や書類チェックの正確性を磨くために特に重要です。
- 狙い: わずかな「点」や「はらい」、部首の違いを見分ける細部への注意力を鍛えます。
- 実践の様子:
- 例題: 「畑」の中に紛れた「畠」を探す。
- 例題: 「係」の中に紛れた「系」を探す。
- 皆さん、非常に集中して取り組んでいました。「こんなに似ているのか!」と驚きの声も上がりました。
💡 トレーニングを終えての感想とフィードバック
トレーニング後、皆さんからはこのような感想が聞かれました。
- 「集中力が切れると、まったく見つけられなくなるのがよく分かった。」
- 「ただ見るだけでなく、『どこが違うか』を意識して見ることで、仕事のチェック方法に応用できそうだ。」
- 「脳のウォーミングアップになり、その後の作業に集中して取り組めた。」
脳トレは、楽しむだけでなく、**「なぜ仕事に必要なのか」**を意識することが大切です。
今回の間違い探しを通じて得られた「集中力の高め方」や「見落としを防ぐチェック方法」は、そのまま皆さんが就職してからの業務で役立つ確かなスキルとなります。
これからも、楽しく、そして実践的にスキルアップできるプログラムを提供していきます!

「就職を考える」あなたへ、一歩踏み出すための体験型イベントのお知らせです!1
障がいをお持ちの方の就職活動をサポートするチャオ上尾が、実際に就職で求められるスキルを体験できるイベントを2025年12月13日(土)に開催します。
このイベントは事前予約制です。
💡 イベント概要
- 日時: 2025年12月13日(土) 午前11時~午後14時
- 場所: チャオ上尾(埼玉県上尾市上町1丁目5-5 青木ビル3階)
- イベント名: 〜はたらくへの半歩〜
- 対象: 就職を考えている方
- 主催: チャオ上尾
📋 魅力的な体験プログラム
当日は、就職で人気の高い職種や、求人の多い分野の訓練を実際に体験できます。
1. 軽作業訓練体験(11:00〜11:50 予定)
- 障がい者雇用で求人の多い軽作業や清掃の訓練を体験できます。
- 実際に手を動かして、どんな作業があるのかを確認してみましょう。
2. 事務トレーニング体験(13:00〜13:50 予定)
- 人気の高い事務職に焦点を当て、就職に必要なスキルを確認できます。
3. チャオのお昼試食会(プログラムの合間に)
- チャオ上尾では、利用者さんの健康を考えた昼食を提供しています。
- イベント当日は、元料理人のスタッフが作る手作りの味噌汁とアイスクリームを試食できます!
✍️ 参加申し込み方法
本イベントは事前予約制です。体験プログラムへの参加をご希望の方は、必ず下記フォームよりお申し込みください。
- イベント参加お申し込みフォームはこちら:https://www.ciao-ageo.com/contact-event/
チャオ上尾へのお問い合わせ
- 電話番号: 048-788-5511 (受付時間 9:00〜18:00、日曜定休)
- ウェブサイト: [https://www.ciao-ageo.com](https://www.ciao-ageo.com)
就職への最初の一歩を、チャオ上尾で踏み出してみませんか? 皆様のご参加を心よりお待ちしております!

こんにちは!今日は、チャオ上尾で取り組んだ、とっても実用的なトレーニングについてレポートします。
それは、Excelを使ったアンケート入力作業です!特に今回は、企業でよくある手書きのアンケート用紙をデータ化する練習に挑戦しました。
📝 1. トレーニングの目的と使用したツール
使用したデータとフォーム
今回使用したのは、「お客様基本情報」のアンケート用紙(手書き)と、それに対応するExcelシートです。
- Excelシートの項目:Personal ID、ふりがな、名前、性別、生年月日、職業、郵便番号など。
- データの内容:生年月日 郵便番号 住所 といった具体的な情報が記載されていました。
このトレーニングの目的は、正確さとスピードの両方を意識しながら、手書きの情報をデジタルデータに変換するスキルを習得することです。
💻 2. 実際にトレーニングを行ってみて
実際に手書きのデータを見て入力作業をしてみると、いくつか新しい発見がありました!
① 文字の「読解力」が試される!
手書きの文字は、読みやすく書かれているものばかりではありません。特に、ふりがなや住所など、普段あまり見慣れない漢字や崩れた文字を正確に読み取るのに集中力を使いました。
- 発見!: 「ふりがな」や「名前」の欄に、田中さんやたなかさんのデータ を入力する際、字形が少し違うだけで一瞬立ち止まってしまうことがあり、読み間違いを防ぐことの重要性を実感しました。
② キーボード操作の重要性を再認識!
事業所のPCにはテンキーが付いていたので、数字の入力(郵便番号や電話番号など)はテンキーを使う練習をしました。
③ 後の集計を見据えた正確な入力
ただ入力するだけでなく、後のデータ分析のことも考えながら作業しました。
例えば、生年月日が「S26.8.5」という和暦形式で書かれていたので、Excelのセルの書式設定を崩さないように、正確な形式で入力するよう心がけました。
✨ 3. トレーニングで身についたスキル
このアンケート入力トレーニングを通じて、以下のスキルを向上させることができました。
- 集中力の向上: 長時間、正確に手書きの文字を読み取る持続的な集中力。
- 効率的な入力スキル: テンキーやショートカットキーを活用した高速入力技術。
- 事務処理の正確性: データ形式や誤字脱字チェックを怠らない習慣。
就職後、事務職として働く上で、この経験は必ず活きると確信しています!これからも、スピードと正確性の両方を高める練習を継続していきたいと思います。是非、体験に来て実践してみてください。

この度、私たちの就労移行支援事業所チャオ上尾は、開所8周年を迎えることができました!
日頃より支えてくださる全ての皆様への「感謝」をテーマに掲げ、利用者様、卒業されたOB・OGの皆様、会長、そしてスタッフが一堂に会し、盛大に記念祝賀会を開催いたしました。
🤝 8年間の絆を感じる集い
祝賀会には、現在通所されている利用者様をはじめ、新たなステージで活躍されているOB・OGの皆様、日頃から事業所を見守ってくださっている会長・代表取締役にご参加いただきました。
OB・OGの皆様が元気な姿を見せてくださり、現在の利用者様と交流されている様子は、事業所がこれまで紡いできた「絆」を改めて感じさせてくれる、感動的な時間となりました。
🍱 笑顔あふれる美食とゲーム大会!
会場には、彩り豊かな美味しい豪華お弁当が並び、皆様の会話も弾みます。美味しい食事を囲みながら、和やかな雰囲気の中、いよいよお待ちかねのイベントタイムです!
- ビンゴゲーム
- イントロドン
- はぁっていうゲーム
特に盛り上がったのは、感情を声に乗せて表現する「はぁっていうゲーム」! 「感謝の『はぁ』」「驚きの『はぁ』」など、出されたお題に対して皆様が工夫を凝らして表現され、会場は終始笑いに包まれました。普段見ることのない参加者の皆様の豊かな表情や演技力に、大きな拍手が送られました。
特に表現豊富な会長の「わかっているなウィンク!!」に会場が大爆笑で、笑いと熱気の渦の中、一体
感が生まれる最高の瞬間でした!
✨ 感謝と共に、未来へ
この8年間、私たちは「働く」という目標に向かう皆様の努力と成長を、すぐそばで見守ってきました。今回の祝賀会で皆様の笑顔を拝見し、改めて、私たちの活動は多くの方に支えられていると実感いたしました。
これからも、私たちは「感謝」の気持ちを忘れず、一人でも多くの方が自分らしく輝ける未来へ踏み出せるよう、スタッフ一同、より一層の支援に努めてまいります。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。 今後とも、チャオ上尾をよろしくお願いいたします!

就職活動、お疲れ様です!
今日のグループワークは、「早く就職したい」「自分に合った仕事を見つけたい」そう願う皆さんが、安定して長く働き続けるために欠かせない、「就労準備性」についてわかりやすくお話をして頂きました。
1. 就労準備性ピラミッドの5つの柱
就労準備性ピラミッドは、下の階層が満たされて初めて、上の階層に進めるという構造になっています。
【土台】レベル1:心と身体の健康管理
これがすべての基本です。
- 目標: 規則正しい生活リズムを確立し、体調を安定させること。
- チェックポイント: 決まった時間に起きられるか? 服薬や通院をきちんと守れているか?
レベル2:日常生活の管理と自己理解
自分のことを客観的に理解し、生活を整える段階です。
- 目標: 自分の障害特性を理解し、体調が悪化する「サイン」と、その時の「自分なりの対処法」を知っておくこと。
- チェックポイント: 身だしなみを整えられるか? 自分の病気や障害について説明できるか?
レベル3:対人技術(コミュニケーション)
職場では、多くの人と関わります。円滑な人間関係を作るためのスキルです。
- 目標: 適切な挨拶や言葉遣い、そして報告・連絡・相談(報連相)を身につけること。
- チェックポイント: 相手の話をきちんと聞けるか? 注意や指導を受けた時に感情的にならずにいられるか?
レベル4:基本的労働習慣
職業人として求められる基本的な「姿勢」や「体力」を整えます。
- 目標: 遅刻・欠席をせずに出勤できること。決められた時間内で、正確に作業をやり遂げる体力と集中力をつけること。
- チェックポイント: 欠勤・遅刻の連絡ができるか? 1日7~8時間の勤務ができる体力があるか?
✨ 【頂点】レベル5:職業適性(マッチング)
土台が整った上で、自分にぴったりの仕事を見つける段階です。
- 目標: 「なぜ働きたいか」を明確にし、自分の得意なこと(強み)を仕事に活かす準備をすること。
- チェックポイント: 自分の得意・不得意を理解できているか? 自分が就職したい理由を明確に答えられるか?
2. まずは「就労準備性チェックリスト」で自己分析を!
今日使用した「就労準備性チェックリスト」は、このピラミッドの5つの柱すべてを網羅しています。
自己評価(本人)と支援員からの評価をすり合わせることで、あなた自身が気づいていない「課題」を見つけることができます。
就労準備性チェックリストの集計表は、まさにそのための最強のツールです。ここでは、集計表に記録された複数の評価を活用し、あなたの成長を確実にする方法をお伝えします。
1. チェックリストは「成長の記録」
この集計表の特徴は、第1回から第6回まで、継続的に記録できることです。これは、就労準備が「点」ではなく「線」でどのように変化してきたかを映し出す鏡です。
🔑 記録から読み取るべき2つの視点
- 段階的な変化: 評価回を重ねるごとに、点数が段階的に向上しているかを確認します。特に、ピラミッドの土台である「心と身体の健康管理」の項目が安定しているかどうかが、その後の成長に大きく影響します。
- 本人と支援員のズレの縮小: 初回評価で大きく異なっていた本人と支援員の点数の差(ギャップ)が、訓練を通じて縮小しているかを確認します。このズレが縮小することは、「他者から見た自分」を客観的に受け入れ、自己理解が深まっている証拠です。
2. 集計データに基づいた「課題の見直し」
振り返りで得られたデータは、次の期間の訓練を最適化するための貴重な情報となります。
3. 次の目標設定と支援の最適化
振り返りで得られたデータは、次の期間の支援計画の質を高めます。
- 目標の修正: 停滞していた項目は、より具体的で達成しやすい小さな目標に修正します。
- 支援内容の最適化: 支援員は、評価が伸びた訓練方法や、課題として残った部分に対して、より効果的で、利用者の特性に合った新しい支援を考案します。
この集計表を「ただの記録」で終わらせず、成長のための貴重なデータとして活用し続けることが、就職準備を確実に前に進める秘訣です。支援員と一緒に集計表を見ながら、あなたの成長戦略を立てていく事ができます!
3. 【今後のステップ】個別支援計画で目標を明確に
チェックリストで課題が明確になったら、次は個別支援計画で具体的な訓練目標を設定します。
- 課題が明確に: 「体調が悪化しそうな時の対処法を知らない」
- 目標設定: 「悪化時のサインが出た時、休憩に入るか支援員に相談する行動を3カ月間継続する」
- 訓練: 悪化サインを書き出す作業、相談のロールプレイング
目標を一つひとつクリアしていくことが、あなたの「働く土台」を強くし、最終的な就職成功と安定した定着へとつながります。
就労移行支援事業所では、あなたのピラミッドのどの部分が弱いかを一緒に分析し、あなたに合った訓練計画を立ててサポートします。
「どこから始めたらいいかわからない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください!

みなさん、こんにちは!就労移行支援事業所チャオ上尾です!
「土曜日の活動は何をやるんだろう?」と楽しみにされている方も多いと思いますが、先日、当事業所で大人気のユニバーサルスポーツ「モルック」の大会を開催しました!その熱気あふれる様子をレポートします!
🇫🇮 モルックってどんなスポーツ?
「モルック」は、フィンランド発祥の木の棒を使った投擲(とうてき)競技で、老若男女、障がいの有無に関わらず、誰もが一緒に楽しめるのが最大の魅力です。
ルールはとってもシンプル!
- 木の棒(モルック)を投げて、点数が書かれたスキットル(ピン)を倒します。
- 先にぴったり50点を取ったチームの勝利!
- 50点を超えると25点に戻ってしまうため、終盤の戦略と集中力が勝負の鍵を握ります!
🏆 大会の様子と盛り上がりの理由
当事業所では、運動不足の解消やコミュニケーション促進のためにモルックを積極的に取り入れていますが、大会となると参加者全員の熱量が違います!
1. チームで築く「戦略と協力」
ただ闇雲に投げるだけでは勝てないのがモルックの奥深さ。点数計算が得意な方、投げるのが安定している方など、それぞれの得意分野を活かした作戦会議が行われました。
- 「次は4点と10点を倒して、合計14点を狙おう!」
- 「50点オーバーしないように、安全な1点ピンを確実に倒そう!」
チームメイトへの声かけで一体感が生まれていました!
2. スリル満点の「50点へのアプローチ」
試合のクライマックスは、40点台に入ってからの攻防です!
「ここで一気に逆転だ!」と高得点を狙いにいく挑戦者。 「確実にあと数点を積み重ねるぞ!」と慎重になるチーム。
投げる瞬間は会場全体が静まりかえり、スキットルが倒れると大きな歓声と拍手が湧き上がりました。50点を超えて「25点に戻っちゃった!」という残念な声も、笑いに包まれていました。
✨ モルックが育む「働く力」
モルック大会を通して、私たちは就職活動や仕事に役立つ様々なスキルを再確認することができました。
- 集中力: 狙ったスキットルに正確に当てる力。
- チームワーク: 意見を出し合い、目標達成に向けて協力する力。
- 計画性: 50点までの道のりを計算し、戦略を立てる力。
遊びを通して、楽しみながら「働く力」を養えるのが、就労移行支援事業所での活動の素晴らしいところです。
次回のモルック大会も、さらにパワーアップして開催する予定です!
この記事を読んでモルックに興味を持った方、私たちと一緒に楽しく活動しながら就職を目指したい方は、ぜひ一度、事業所見学にいらしてくださいね。スタッフ一同、心よりお待ちしております!

今日は、和食の基本とマナーを学ぶセミナーを開催しました。和食は日本の大切な文化ですが、いざ料亭や正式な席に行くと、「これで合っているのかな?」と不安になることもありますよね。
今回のブログ記事では、セミナーの内容を基に、和食の知識と食事中のマナーについてご紹介します。
1. 和食の基本:本膳料理、会席料理、懐石料理の違い
日本料理は、大きく分けて伝統的な「本膳料理」、宴会で供される「会席料理」、お茶で供される「懐石料理」の3つに分類されます。
- 本膳料理:武家がお客をもてなすための正式な料理形式で、現代ではほとんど見られません。
- 会席料理:料亭や旅館、結婚披露宴などで供される酒宴向きの料理で、現在の和食の主流です。
- 懐石料理:本来は茶会の席で、一時の空腹をしのぐために出された軽い料理です。
2. 食事前の作法:おしぼりの正しい使い方
食事の前に出されるおしぼりにも、きちんとしたルールがあります。
- おしぼりの基本ルールは「手を拭く」以外はタブーです。
- 顔や体、食事中に口を拭くのはマナー違反とされます。
- テーブルの汚れや飲み物の水滴を拭くのも、おしぼりが台布巾ではないためタブーです。
- 正しい使い方:
- 右手で取り上げ、左手に持ち替えます。
- 丁寧に開いて両手を拭きます。
- 拭いた部分を内側にしてたたみ、元の位置(トレーなど)に戻します。
3. 和食の要:正しい箸の作法
和食の作法は「箸使いに尽きる」と言われるほど、箸の使い方は重要です。
正しい箸の持ち方(三手)
正しい持ち方を身につけることで、相手に不快感を与えずに済みます。
- 右手で箸の中ほどを上から軽く持ち上げます。
- 左手で下から支え、右手は横に滑らせて箸の下へ移動します。
- 右手を返して、箸の上から1/3あたりを指先で持ち直します。
- 左手を外したら、人差し指と中指で上の箸を挟み、下の箸は固定して正しく持ちます。
箸のタブー(嫌い箸)
同席者に不快感を与える箸の使い方を「嫌い箸」と呼びます。
- 寄せ箸(よせばし):箸で器を引き寄せる。
- 移し箸(うつしばし):箸から箸へ食べ物を渡す(火葬場で骨を拾う行為を連想させるため)。
- 刺し箸(さしばし):食べ物を箸で突き刺して食べる。
- 舐り箸(ねぶりばし):箸の先を口に入れて舐める。
- 渡し箸(わたしばし):箸置き代わりに器の上に箸を置く。
- その他:箸先は、汚れても3cm程度(一寸)に抑えるようにしましょう。
4. 会席料理の食べ方とマナー
会席料理の席で実践したい、具体的な食べ方のマナーです。
- 食べる順番:基本的に、出された順に箸をつけます。
- 器の扱い:
- 平皿や大鉢など、大きなサイズの器は持ち上げません。
- 小鉢や汁物のお椀など、小さな器は手に持って食べるのが作法です。
- 手皿は禁止:汁気のあるものは、取り皿を口の近くまで持ってきて受けましょう。
- 焼き魚の食べ方:
- 頭側(左)から箸をつけて、上身(奥側、手前側)を食べ進めます。
- 上身を食べ終えたら、魚を裏返すのではなく、中骨と下身の間に箸を入れて骨を外します。
- 外した骨は、お皿の向こう側や左奥にまとめておきます。
- 残った下身を、そのまま食べます。
- お椀の蓋:汁物をいただく際、蓋は両手で持ち上げ、「の」の字を描くように開けて、水滴が付いた内側を上にしてお椀の向こう側(奥)に置きます。食べ終わったら、蓋は元通りに戻します。
和食の作法を身につけることは、同席者へ敬意を払うことにつながります。皆様のこれからにお役立ていただければ幸いです。
