みなさん、こんにちは! 早いもので今年も残りわずかとなりました。チャオ上尾では、1年の締めくくりと利用者さん同士の親睦を深めるため、「お餅つき&カラオケ大会」を開催しました!

本日はその熱気あふれる様子をお届けします。

伝統の「お餅つき」に挑戦!

まずはメインイベントのお餅つきです。 最近ではなかなか見ることのできない、本格的な木製の「臼(うす)」と「杵(きね)」をメンバの方が持ってっ来てくれました。

「よいしょー!」という掛け声に合わせて、杵を振り下ろします。 最初は慣れない手つきだった方も、周りの応援を受けて力強くお餅を搗つきあげてくれました。利用者さんとスタッフが協力して一つのものを作り上げる、とても素敵な時間となりました。

つきたてのお餅は格別の味

つきあがったお餅は、すぐにみんなで味付け! 定番のあんこ、香ばしいきな粉、磯の香りがたまらない磯辺焼き、そしてなんとクルミ餅など、バリエーション豊かに用意しました。

自分たちでついたばかりのお餅は「市販のものとは全然違う!」「柔らかくて美味しい!」と大好評。準備から片付けまで、みなさん積極的に動いてくださり、チームワークの良さが光っていました。


午後からは大盛り上がりのカラオケ大会!

美味しいお餅でお腹を満たした後は、待ちに待ったカラオケ大会です。

得意な曲を披露して拍手喝采を浴びる方、みんなで手拍子をして盛り上げる方など、会場は一体感に包まれました。普段の訓練とはまた違う、みなさんの意外な一面や素敵な笑顔を見ることができ、スタッフ一同もとても元気をいただきました。

こうした行事を通して、「楽しみ」を共有することも自立に向けた大切なステップです。 コミュニケーションの練習になったり、リフレッシュして次の訓練への活力に繋がったりと、非常に有意義な一日となりました。

参加されたみなさん、本当にお疲れ様でした!

こんにちは!チャオ上尾です。いよいよ年末年始プログラムが今日からスタートしました。プログラム初日は、映画上映会で、上映されたのはディズニー映画の〈インサイドヘッド〉です。

1. 映画の背景:アメリカの心理学者が監修

この映画は、単なるアニメーションではありません。実は、カリフォルニア大学の心理学教授など、感情研究の第一人者たちが徹底的に監修して作られました。

「人間の頭の中では何が起きているのか?」という複雑なメカニズムを、科学的な根拠に基づいて視覚化した、まさに「心の取扱説明書」のような映画です。

2. コンセプト:「すべての感情に役割がある」

映画の最大のメッセージは、「どんな感情も、あなたを助けるために存在している」ということです。

  • ヨロコビ(喜び): 前向きなエネルギーをくれる。
  • カナシミ(悲しみ): 誰かに助けを求め、心を癒やすために必要。
  • イカリ(怒り): 不当な扱いに立ち向かい、自分を守る。
  • ビビリ(怖れ): 危険を回避し、安全を確保する。
  • ムカムカ(嫌悪): 自分に合わないものを遠ざける。

私たちは「落ち込んではいけない」「イライラしてはいけない」とネガティブな感情を抑え込んでしまうことはありませんか?しかし、心理学的には「カナシミ」があるからこそ、周りの優しさに気づけたり、次のステップへ進む準備ができたりするのです。

大切なのは、その感情を消し去ることではなく、「今、自分の中にカナシミがいるな」と認めてあげることです。映画のように、自分の感情をキャラクターとして客観的に見る練習をすることで、ストレスとうまく付き合えるようになります。

「常に明るく、元気でいなければならない」 そんなプレッシャーを感じている方にこそ、ぜひ観てほしい一本です。どんな感情も、あなたの人生を彩る大切なパートナー。

当事業所でも、皆さんが自分の「ヨロコビ」だけでなく「カナシミ」や「イカリ」とも上手く付き合っていけるよう、一緒に心を整えるサポートをしていきたいと改めて強く感じました。

いつもご利用いただき、ありがとうございます。
誠に勝手ながら、年末年始の休業に伴い、下記期間はお休みをいただきます。

■ 年末年始休業期間
令和7年12月31日(水)~令和8年1月4日(日)

資料のご請求・見学のご予約は専用フォームにて24時間受け付けております。

休業期間中にいただいたお問い合わせにつきましては、営業再開日以降、順次対応いたします。

なお、資料請求の発送は1月5日より再開いたします。
休業期間中にご請求いただいた資料につきましても、1月5日以降、順次発送いたします。

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

就労移行支援事業所 チャオ上尾

こんにちは! 23日は私たちが一丸となって準備してきたクリスマスイベント**「チャオ・クリスマス」**が無事に開催されました。

結果は……文句なしの大・成・功!! 会場中が笑顔に包まれた最高の一日となりましたが、ここに至るまでには、メンバー一人ひとりのドラマがありました。

🚩 「自分にできるかな…」という不安からのスタート

準備を始めた当初、メンバーの皆さんはどこか自信がなさそうでした。「誰かがやるならついていくけれど、自分から動くのは不安……」そんな消極的な空気が流れていたのも事実です。

そこで私たち支援員は、あえて「指示を出す」のではなく、**「皆さんの強みを信じて背中を押す」**ことに徹しました。「〇〇さんなら、この役割が絶対に光るはず」と言葉をかけ続け、一人ひとりが主役になれる場所を探しました。

🛠 覚悟が決まったメンバーの「本気」

支援員のプッシュをきっかけに、自分の役割を引き受けてくれたメンバーたち。そこからの変化は目を見張るものでした!

  • スケジュール・予算管理: 「責任重大だ」と緊張しながらも、タイムスケジュールと正確な予算案を作り上げ、運営の土台を支えてくれました。
  • ビンゴ・箱の中身は何か係: 「盛り上がるかな?」という不安を、徹底的なリサーチと準備で自信に変え、当日は会場を爆笑の渦に巻き込みました。
  • 装飾・司会: 自分のセンスや言葉で伝えることに挑戦し、会場を魔法のように彩り、見事な進行で全体を一つにまとめ上げました。

🎄 チームが「自走」し始めた瞬間

最初は支援員が背中を支えていましたが、準備の後半には、メンバー同士で「もっとこうしよう!」と意見を出し合う姿が見られるようになりました。

「受け身」から「主体」へ。 その変化こそが、今回のクリスマスイベントで得た一番の宝物だったと感じています。

最後に

イベント終了後、晴れやかな表情で「やってよかった!」と話すメンバーの姿を見て、私たち支援員も胸が熱くなりました。

一人の力は小さくても、誰かが背中を押し、役割という光を当てることで、こんなにも大きな感動を生むことができる。 「チャオ・クリスマス」は、みんなが自分の可能性を信じられるようになった、最高の記念日になりました。

みんな、本当にお疲れ様!そして、素敵な景色を見せてくれてありがとう!

こんにちは!チャオ上尾です。 本日は、就職活動の実践演習として行っている「発送トレーニング」の様子をご紹介します。

📌 なぜ「発送」のトレーニングが必要なの?

履歴書や職務経歴書などの応募書類は、企業への「最初のプレゼント」のようなものです。 中身が素晴らしくても、封筒の宛名が曲がっていたり、書類が入れ替わっていたりすると、せっかくの熱意が伝わりづらくなってしまいます。

そこで当事業所では、実際のチェックリスト(手順書)を見ながら、プロとして通用する発送マナーを身につける訓練を行っています。

📋 今回のトレーニング内容

今日は、配布された「履歴書 郵送手順書」を使って、以下の工程を一つひとつ確認しながら進めました。

  1. 書類の最終確認
    • 添え状、履歴書、職務経歴書…漏れはないか?
    • クリアファイルに入れ、汚れや折れを防止。
  2. 封筒の作成
    • 宛名の位置、会社名の敬称(御中・様)の使い分け。
    • 左下に赤字で「履歴書在中」と記載。
  3. 封入と封かん
    • 書類の向きは揃っているか。
    • のり付け後、封の部分に「〆」マークを記入。

💡 利用者さんの様子

皆さん、チェックリストを指差し確認しながら、真剣な表情で作業に取り組んでいました。 「宛名を真っ直ぐ書くのが意外と難しい!」「クリアファイルに入れる向きも決まりがあるんですね」といった気づきの声も。

社会人になると、書類や物品を発送する機会が増えます。また仕事で実践する場合も発送業務は、会社

の「顔」として相手に届くものです。単に「届ければいい」というわけではなく、相手への配慮や正確性が信頼に直結します。

一つひとつの作業を「丁寧に、確実に」行うことで、自信を持って応募書類を送り出せるようになります。

皆さま、こんにちは。 チャオ上尾のブログをご覧いただきありがとうございます。

チャオ上尾では「食で健康への思いを結ぶ」をテーマに、手作り料理の職人技を活かした温かく、身体に優しい冬のメニューを日替わりで提供しています。

本日のランチタイム、提供された「今日のお品書き」は 冬の訪れを感じる今の季節にぴったりの、『いとこ煮』がふるまわれました。

ほっこり甘い、伝統の味

「いとこ煮」は、かぼちゃと小豆をじっくりと煮込んだ、栄養たっぷりの郷土料理です。

事業所内に広がる、小豆とお砂糖の優しい甘い香り……。 一歩外に出れば冷たい風が吹く今日のような日には、この香りを嗅ぐだけで少しホッとした気持ちになりますね。

食事を通じたコミュニケーション

「今日のおかず、何かな?」 「かぼちゃがすごく柔らかくて美味しいですよ!」

そんな会話が自然と生まれるのも、ふるまい料理の良いところです。 就労に向けた訓練の合間、美味しいものを食べてリラックスする時間は、集中力を維持するためにも大切な「休息のスキル」のひとつです。

季節を感じる大切さ

日々、PC作業や訓練に励んでいると、ついつい季節の変化を見落としてしまいがちです。チャオ上尾では、食事や行事を通じて季節を感じることで、心のゆとりを保ちながら通所できる環境づくりを大切にしています。

温かい「いとこ煮」を食べて、午後の訓練も皆さん集中して取り組まれていました。 しっかり栄養を摂って、寒い季節を元気に乗り切っていきましょう!

こんにちは!チャオ上尾です。

先日、事業所内でカリキュラムの一環として「私の推しプレゼン大会」を開催しました! 今回はその活気あふれる様子をレポートします。

🎤 「推しプレゼン」とは?

自分の好きなもの(推し)の魅力を、スライドを使って他の利用者の皆さんに伝えるワークショップです。 ただ好きな気持ちを語るだけでなく、「相手にわかりやすく伝える工夫」や「情報の整理」といった、就職活動や実務でも役立つプレゼンテーションスキルの向上を目的としています。

今回のプレゼンでは、バラエティ豊かな「推し」が登場しました!

  • おすすめの漫画紹介 ある利用者さんは、ファッションをテーマにしたお気に入りの漫画を紹介。 「おしゃれやTPOを論理的に解説してくれる」「登場人物が優しく、否定しない」など、具体的な推しポイントをまとめて発表されました。図解を交えたスライドで、読んだことがない人にも魅力がしっかり伝わっていました!                                                                           
  • 「良さを伝えよう!」アイスのプレゼン 人気のアイスクリームを題材に、層ごとのこだわりや食感の魅力を解説するスライドも。視覚的に美味しさが伝わる工夫がされていました。
  • YouTube動画の紹介 画像韓国の5人組グループNewJeans(ニュジーンズ)です。モニターに映っているのは、彼女たちの楽曲『OMG』のミュージックビデオ(Performance ver.1)の映像です。最新のミュージックビデオを実際に流しながら、パフォーマンスの魅力を語る場面も。会場全体が盛り上がりました!

💡 プレゼンを通じて学んだこと

参加した利用者の皆さんからは、以下のような感想が聞かれました。

  • 「緊張したけれど、皆さんに自分の押しを伝えられてよかった!」
  • 「どうすれば『面白そう!』と思ってもらえるか考えるのが難しかったけど、出来て良かった」
  • 「他の人のプレゼンを聞いて、新しい興味の幅が広がった」

🌱 最後に

就労移行支援では、こうしたプログラムを通じて、コミュニケーション能力PCスキルを楽しく、実践的に磨いています。 「人前で話すのが苦手…」という方も、まずは自分の好きなことから一歩踏み出してみませんか?

見学や体験は随時受け付けております!お気軽にお問い合わせください。

就労移行支援事業所での訓練は、就職後に役立つ様々なスキルを身につけることが目標です。その中には、手先の器用さ集中力を養うための訓練も含まれています。

今回は、集中して作業に取り組む力を育むために行っている「ナフキン折り」の訓練風景をご紹介します!

ナフキン折り訓練の目的とは?

単にナフキンを折るだけに見えますが、この訓練には大切な目的があります。

  • 💡 集中力の向上: 細かい作業に没頭することで、集中力が持続する時間を長くします。
  • 💡 手指の協調性(巧緻性)の向上: 指先を正確に動かし、力加減を調整する練習になります。これは、軽作業や事務作業など、様々な業務で役立つ基本的なスキルです。
  • 💡 作業手順の理解と遂行: 動画の手順を正しく理解し、その通りに最後までやり遂げる力を養います。

訓練の内容:バラとミッキーマウスに挑戦!

通常の基本的な折り方だけでなく、今回は少し難易度の高い「バラ(ローズ)」と、可愛らしい「ミッキーマウス」の形に挑戦しました。

訓練では、手順を視覚的に理解しやすいように、PCで折り方の動画を見ながら進めます。

  • 🌹 バラ折り:
    • 何枚もの折り目を正確につけ、立体的な形に仕上げていきます。
    • 「折り目をきっちりつける」「最後の形を整える」といった、丁寧さが求められる工程が多く、難易度が高めです。
    • 完成した時の美しさや達成感は格別です!
  • 🐭 ミッキーマウス折り:
    • 基本の折り方に加え、耳の形を出すための工夫が必要です。
    • 少しのずれが顔や耳の形に影響するため、「均等に折る」という正確性が試されます。
    • 完成したミッキーマウスを見て、思わず笑顔になる利用者さんもいました。

まとめ

ナフキン折り訓練は、手先の技術と集中力を同時に高めることができる効果的な活動です。

一見地味な作業に見えるかもしれませんが、こうした地道な訓練の積み重ねが、就職後の「正確に」「根気強く」業務に取り組む力へと繋がります。

当事業所では、それぞれの利用者の能力や目標に合わせた、多様な訓練を提供しています。見学・体験も随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください!

こんにちは!チャオ上尾です。

今回は、利用者さんが日々取り組んでいる就労に向けたトレーニングの中から、「計量トレーニング」の様子をご紹介します!

💡 軽作業トレーニングから何を学ぶのか?

一見、単純に見えるこの作業ですが、実際に働く上で非常に大切なスキルを養うことができます。

1. 正確性と集中力

指示書に書かれた決められた量(例:黄色○g、緑色△g)を、正確に測って袋に入れる必要があります。重さ間違えないように集中して取り組むことで、業務の正確性持続的な集中力が鍛えられます。

2. 手順の理解と計画性

「まず計量器をセットし、風袋を考えてトレーをセットし、指示書の通りに計量し、袋に入れる」といった手順を理解し、その通りに作業を進める練習になります。これは、どの仕事にも共通する「業務の段取り力」を養います。

3. 時間管理と効率

同じ作業を繰り返す中で、「どうすればもっと早く、きれいにできるか?」を考え、効率化を図る力が身につきます。決められた時間内に目標の数を完了させる時間管理の感覚も養われます。

4. 作業環境の整理整頓

画像のように、道具や材料をきれいに配置し、作業しやすい環境を維持することも訓練の一環です。この意識を高めることは、安全でミスがない職場環境を作る基本です。

🌟 まとめ

軽作業トレーニングは、デスクワーク専門職を目指す方にとっても、「基本となる働く姿勢」を身につけるための貴重な訓練です。

一つ一つの作業に丁寧に取り組み、「できた!」という成功体験を積み重ねることが、自信となり、次のステップへ踏み出す力になります。

チャオ上尾では、利用者さん一人ひとりの状態や目標に合わせた様々なトレーニングを提供しています。是非一度、体験にいらしてください!

今日は、当事業所にて、働く上で非常に重要な「感染症対策」をテーマにしたセミナーを開催しました。

感染症の基礎知識から、ウイルスと細菌の違い、具体的な予防方法まで、日々の生活や就労を安心して送るための重要なポイントを学びました。今回のセミナーで学んだ内容を、皆さまの健康管理に役立てていただくため、記事にまとめました。


🦠 感染症の基本を理解しよう

1. 感染と感染症の違い

「感染」と「感染症」は似ていますが、少し意味が異なります。

  • 感染(Infection):環境中(空気、水、土壌、人を含む動物など)に存在する病原体(ウイルス、細菌、カビ、寄生虫など)が、人の体内に侵入し、発育または増殖すること。
  • 感染症(Infectious Disease):感染の結果、全身・消化器・呼吸器・皮膚症状といった、何らかの臨床症状が現れた状態を指します。

症状には、発熱、咳、下痢、嘔吐、発疹などがあり、体内で様々な病原体が悪さをすることで引き起こされます。

2. ウイルスと細菌の違い(画像:image_bdafc1.jpgより)

感染症の原因となる代表的な病原体であるウイルス細菌には、大きな違いがあります。

項目ウイルス細菌
生物か?生物と非生物の中間生物
どう増える?細胞の仕組みを使う必要がある栄養さえあれば単独で増える
予防は?ワクチン(インフルエンザワクチンなど)ワクチン(肺炎球菌ワクチンなど)
治療は?抗ウイルス薬(オセルタミビルなど)や中和抗体薬抗菌薬(ペニシリンなど)

この違いを知ることで、感染症が起こった際の治療法や予防策の理解につながります。


🛡️ 感染の連鎖を断ち切る3つのポイント

感染症の発生・拡大には「感染源」「感染経路」「感受性宿主」の3つが揃う必要があります。この連鎖のどこか一か所を断ち切ることで、感染症の広がりを防ぐことができます。(画像:image_bdac7f.jpgより)

1. 感染源を取り除く

  • 病原体そのものを取り除く(例:手の洗浄、器具の消毒)。

2. 感染経路を断つ

  • 病原体が人から人へ、または物から人へ移動するルートを遮断する(例:マスク、換気、咳エチケット)。

3. 感受性宿主(しゅくしゅ)の抵抗力を高める

  • 病原体に感染しやすい人(宿主)の、病気に対する抵抗力(免疫力)を強める(例:ワクチン接種、十分な休養・栄養)。

🙋 感受性宿主(感染しやすい人)とは

感受性宿主とは、基本的にはすべての人々が対象となります。

特にインフルエンザなどでは、以下のグループはハイリスクグループとして重症化しやすいため、注意が必要です。

  • 65歳以上の高齢者
  • 乳幼児
  • 妊婦
  • 慢性呼吸器疾患、慢性心疾患、腎機能障害などを持つ方
  • 糖尿病などの代謝性疾患、免疫機能不全の方

また、抵抗力の弱い人、医療従事者や介護スタッフなども、感染しやすい、あるいは感染を広げやすい立場として対策が必要です。


🍽️ 働く上で特に重要な食中毒予防

就労中や日常生活での食中毒予防は、体調を崩さないために必須の対策です。

食中毒予防の3原則

  1. つけない (清潔)
    • 手洗いの徹底。
    • 調理器具や食器の洗浄、消毒。
  2. 増やさない (迅速・温度管理)
    • 調理後は速やかに食べる
    • 食品を適切な温度で保管(冷蔵・冷凍)。
  3. やっつける (加熱)
    • 食品をしっかりと加熱殺菌する。

✅ まとめと今後のアクション

今回のセミナーを通して、感染症は身近なものであり、日々の意識と行動で予防できることが理解できました。

  • 手洗いや換気、咳エチケットで「感染経路を断つ」。
  • バランスの取れた食事、睡眠、休養で「抵抗力を強める」。
  • 正しい知識を持ち、体調の変化に早く気づく

これらを実践し、健康的な就労生活を送りましょう!